水戸・ルージュ
鯉淵アーリー・スチューベン
Mito Rouge Koibuchi Early-Steuben
収穫年 |
2021年 |
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醸造 |
Domaine MITO株式会社 泉町醸造所 茨城県水戸市泉町2-3-17泉町会館 |
ぶどう |
アーリー・スチューベン ワイン専用品種ではありません。色や渋みなどは、ワインぶどうで造ったワインと違いがあります。 |
色 |
赤ですが、薄く、大人しい。 淡く透明感がある色合い。 |
香り |
いちごやさくらんぼなど、甘さと爽やかさが、華やか。 キャンディーや桃のような甘い香り。 |
味わい |
ライトボディ 甘酸っぱい、フレッシュないちごやさくらんぼのような口当たり。 やさしく、ふわっとした印象で、アフターは短め。 |
温度 |
10℃~14℃ |
料理 |
トマトソースのパスタ、ハンバーガー |
ワイン醸造
醸造所 |
Domaine MITO株式会社 泉町醸造所 https://domaine-mito.jp茨城県水戸市泉町2-3-17 泉町会館
2016年8月から醸造を開始。 みんなで造ってみんなで飲むというコンセプトで、商店街の企画に端を発し、酒屋やレストランのメンバーが集まって作ったワイン専門醸造所です。 茨城県内のぶどう栽培農家と相談しながら、一緒にワインを造っています。地元の農協とも連携して、栽培家を増やす取り組みも進めています。 水戸市内も茨城県内も、ぶどうのワイン専用品種は栽培の歴史がほとんどないので、土壌や気候を見ながら、どんなブドウ品種をどういう育て方をしていくと良質なワインにつながっていくのか、県内の栽培家で情報交換を重ねています。 茨城県内はぶどう品種が限られるので、ほかの地域からも上質なぶどうを調達して、多様なワインを提供しています。 海外のぶどう果汁を使ったカジュアルなワイン造りも取り組んでいます。 多くの人に参加していただいています。地域の学校・大学と連携したワイン造りや販売企画などでは、学びの場としても活用していただいています。 |
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ワイン造り |
収穫したぶどうは、手で茎を取り除き、ぶどうの粒のみを破砕除梗機で潰して、樹脂タンクで発酵させます。 皮や種とともに発酵させる期間を長めに取ったのち、自動圧搾機で圧搾し、さらに発酵させます。 澱引き、ろ過をしてから壜詰めしています |
ぶどう
ぶどう畑 |
鯉淵学園農業栄養専門学校 https://www.koibuchi.ac.jp茨城県水戸市鯉淵町5965
水戸市西部の自然豊かな農村エリアで、農や食に関する教育機関として、ぶどうをはじめとする果樹栽培の他、米、野菜、乳牛など農業全般を展開しています。 米、野菜、くだものや牛乳などは高い品質で、一般流通や契約企業に出荷されています。アーリー・スチューベンなどのくだものは直売所などで販売され、通常はそのまま食べる用として販売されています。その一部をワインの加工用に使っています。 |
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ぶどう栽培 |
アーリー・スチューベンの畑は棚仕立て。樹齢は平均25年程度で、樹形は大きくとられています。 黒ぼくの肥沃な土壌なので、樹勢を抑えつつ育てられています。 アーリー・スチューベンは早生品種で、8月初旬~中下旬に収穫しています。今年は、お盆明けから収穫した分が、ワイン醸造用に出荷となりました。 |